2018.5.6 台高山脈 明神平から薊岳

好天に恵まれ、朝7時JR久宝寺駅ロータリーに集合し車で出発する、参加は6名。

 

初めての山の会員が4名でしたので、スローペースで登り2時間かけて明神平に到着。

昼食を20分でとり、薊岳は未だか?と足の重さを感じつつ向かい、約1時間で登る。

 

大峰八経によく似た山頂に到着だ。おやつタイムをとる。好天なので一望する、360度の眺め、緑の鮮やかさがそれは、それは一段と参加の皆を満喫させてくれました。満開のシャクナゲの花に見惚れ、時間を取りすぎた?の思いをちらりと感じ帰りの途に着く。温泉の時間を取ろうと欲が出て、道が解れば行こうと決めていた近道下山を始める。

 

問題はここからだ

 

下山口にルートが解りにくいと書いてあったが、スタートは解りやすく良しとし、あえて下山を決める。

10分ほどはよかったが、だんだん道から外れテープが解らなくなる。下れば林道と沢に出ることは解っているので、誘導しつつ下り始め倒木や伐採倒木の中を無理に下りていく。先導者との距離ができ、別々のルートを下ることになってしまった。

 

足場の悪い急斜面で「キャー」という声とともにAさんが2回転しながら先頭のHに上から滑落してきた、一緒に滑ったが繋いでいたザイルが運よく木に掛り2人を止めてくれた。顔面土だらけの顔と髪の乱れを直しつつ気持ちを落ち着かせる時間を取る、ケガはなかった。

 

先頭のSさんがルートを探しつつ、いつの間にか林道に出ていた。呼んでも聞こえないくらい離れていた。

無事に林道に着いた時には「あー良かった、危なかった、いい勉強になった、新しい道を開拓した?、服グシャグシャや、よし」と誰かが本田新道を提案する。車まで行くと我々の車だけである。すっかり日が暮れ始めていた。遅くなったので温泉は止めにしてジュースで乾杯して帰路に着く。

 

この経験を生かしこれからの例会では二度と起こさないようにします。

記:H