2019.10.13-14 木曽駒ヶ岳

【山行レポート】

八尾山の会創立55周年を記念して、中央アルプス・木曽駒ヶ岳への山行を実施しました。この山行は、比較的好天が続くと言われる10月を時期設定しました。55周年記念の取り組みに至る計画段階では、会館での諸行事がいいだの、日帰り例会がいいなどたくさん意見が出ましたが、12日の山行となりました。

 

1013日(日)は、八尾から車2台で駒ヶ根ユースホステルへの移動となりました。その夜は、みんなで寄せ鍋をつくり、55周年にふさわしく鍋を囲んでの宴会となりました。テレビ中継でワールドカップラグビーの日本対スコットランドの試合があったこともあり、テレビの前で「いけー」「やったー」と大きな歓声を上げ、盛り上がりました。

 

14日(月、祝)は330分起き430分出発で登山。天候は悪かったのですが、バスの始発での1番乗りのタイミング、ロープウェイなどとてもスムーズでラッキーでしたので、山行に時間の余裕ができました。ただ、視界が悪くチーフリーダー(CL)が的確に判断し、宝剣小屋まで登って引き返しました。

 

下山後まもなく、冷たい雨となりました。ロープウェイ駅のレストランで美味しいコーヒーを飲みながら、時折雲の晴れ間から見える景色と少し遅かった紅葉に、周りの観客も気にせず、「見える―見えるー」と歓声が上がりました。下山が早かったこともあり、駒ヶ根高原の「こまくさの湯」に立ち寄って帰路に着きました。

 

【参加者】

会員8名+会員の家族、計9名

 

【感想】

大型台風の襲来で出発までやきもきする登山でしたが、無事終えて良かったです。テントでの泊まりと思っていたのですが、ユースホステルになり助かりました。皆で食事も楽しいかったですし、ラグビーの試合もあの場所で見たという思い出も出来ました。キャンセルの人が多かったのかバスもロープウェイも空いていたのは良かったですが、やはり山は晴れないと…。想像していた景色が見えなかったのは残念!でもゆっくり温泉に入り癒されました。(F

 

台風一過、被害の大きさに気落ちする中、出発。進むにつれて天候は回復し駒ヶ根近づくと山の風景が目の前に。明日も秋晴れをと期待しましたが、残念。霧、、風に阻まれ、宝剣小屋で引き返し。山頂は踏めませんでしたが、遊歩道を歩いて名残の秋を楽しみました。みんなでYHに宿泊でき夕食の買い物、準備、楽しくしゃべりラグビーの観戦と久しぶりに充実した時間でした。またの機会を持ちたいと思います。(H

 

●晩ご飯のお鍋の準備の手際の良さにびっくり!美味しかったです。(Z

 

●台風被害が報じられてる中、Sさんが八尾での買い物を提案してくれたにもかかわらず、現地での買い出しでも構わないだろうと安易に出発しました。ところが、駒ケ根スーパーに着くと、おにぎりやカップ麺、鶏肉などほとんどなく品薄で私たちが買い占めたようになり、かなりの罪悪感が残りました。カンパなどで被災地支援をしていきたいと心から感じました。(N

 

晴天を信じて疑わなかったのに日の出も見られず、霧の中の山行となりました。その分、前日の自動車から見た景色、買い出しに寄ったスーパー前から仰いだ山々の姿に心弾みました。やっぱり、山はいいな~と。(Y

 

各地で台風被害があり、どうなる事かと思いましたが、予定通りの出発となりました。駒ヶ根ユースホステルは古い建物ですが清潔で温かみのある素敵なところでした。翌日は張り切って木曽駒ケ岳を目指しましたが、生憎の天気で視界は真っ白でした。絵葉書きのような千畳敷カールを期待していたのに残念でした。天気や景色は残念でしたが、55周年記念山行に参加出来たことは嬉しかったです。(E

 

●台風の影響で中止になるかもと、色々と心配しながらのスタートでした。道中は良いお天気だったのに、当日は悪天候であの夢にまで見た景色は見られませんでした。しかしほんの少し霧が晴れたタイミングで少しだけ見ることができました。必ずあの景色を見に再度行きたいと思いながら帰ってきました。山は残念でしたが、YHに宿泊して皆で食事してワールドカップ応援して、皆で寝てプチ事件もありで、大変楽しい時間を過ごすことができました。(S

 

●八尾山の会に入って3回目となる高所登山でした。初めての富士山では高山病にかかり、2ヶ所目の剱岳では何もなかったものの、3回目の今回でならないとも限らないので若干心配していましたが特に何も起こらず安心しました。天候はガスやら小雨で残念でしたが、それもまた自然現象の1つなので木曽駒ヶ岳の1つの顔として楽しみました。ライチョウの子供なのかわからない小さな鳥も見かけ楽しい記念山行になりました。(M

 

●全員の参加が望ましかったが、働きながらの仲間ですので、仕事や都合で全員参加とならなかったのは仕方ない。記念山行地としては、長年の経験から景観、紅葉を楽しんでいただけると思い木曽駒ヶ岳を提案したが、計画に不安を与えてしまった様な経緯があり、課題も残した結果となった。(L