2021.1.10例会 金剛山

【登山ルート】

9:28府営金剛山登山道駐車場~10:31久留野峠~11:24伏見峠~11:38ちはや園地(12:09発)~12:35一の鳥居~13:03山頂広場(13:20発)~15:01細谷分岐~15:25府営駐車場

 

【歩行時間】

上り3時間04

下り3時間05

 計6時間09分(距離8.1km

 

【山行レポート】

2021年初の例会はクルマ山行になった。近鉄河内山本駅で午前750分、JR志紀駅で8時00分にそれぞれが乗り込み、外環を南進する。車が千早赤坂村に入ると降雪し始めたが、タイヤチェーンを巻くことなく913分、府営金剛山駐車場(標高650m)に着く。

 

9時28分登山開始。上りはロープウイ千早駅(休業中)前から久留野峠をめざす。歩き始めてまもなくセメント路面が凍結していたため、めいめいがアイゼンを装着した。ギシギシとアイゼンの爪が雪をかく音が心地よい。久留野峠からはダイヤモンドトレイルを北上する。

 

ちはや園地で昼食休憩をとった後、一の鳥居をくぐり葛城神社(1125m)に手を合わせ、山頂広場に着いたのは午後103分であった。気温塔は「ー6℃」を表示していた。

 

120分下山開始。通称「シルバーコース」と呼ばれる細尾谷を下る。沢歩きになるが、沢は凍結していた。氷の表面を凝視し慎重に足の置き場を選ぶ動作が続く。それでも数名が転倒した。幸い大事には至らず。

 

標高900mあたりまで下ると、沢の氷はゆるみ、流水の音が氷やつららに共鳴して冬の傾瀑の美的世界を楽しむことができた。細谷分岐で林道に合流し、325分、駐車場に戻った。疲れた体を車に放り込み、4時50JR志紀駅に、510分近鉄山本駅に着き、例会メンバーは解散した

 

【参加者】

会員6人

 

【感想】

登る時、まだアイゼンをつけてない時にいきなりツルッと滑ってしまい臀部をドシン! 痛かった 後は一歩一歩踏み締めて進みました。思っていたより人も多かったです。帰りは思いもかけない沢下りの道で益々緊張でしたがそれなりに楽しかったです。さあ今年も頑張るぞ!(Y

 

沢沿いを下り、最後に氷った滝を見て、感激! が、直前につまずいてころび、右膝を強打しました。それでテンションが下がり、せっかくの景色もいまいち楽しめず…。ケガなく、安全に山行することの大切さを思い知りました。(O

 

3連休とあって山は人でいっぱい積雪もたっぷりでした。山頂は-6℃で昼食は熱いスープとパンで寒さをしのぎました。神社でコロナ退散を祈願。下山ルートは凍結した沢沿いを進み、しまいには膝がガクガクでした。A

 

頂上では樹氷がとても綺麗でした。でも下りは近道しようとリーダーが先導したコースは本当に神経使う道でした。何回も渡渉するが氷の上を歩いたり倒木を潜ったりと下って来るまで悪路の連続、あっちでもこっちでもステーンしているし何回皆奇声上げた事か。でもアイゼンがきっちり効いているのを身体に感じていたので思っていたよりも怖くなかったです。(K

 

1992年バルセロナ五輪マラソンで谷口浩美選手が「こけちゃいました」と言ったのは有名ですが、私もこけちゃいました。下山中、左足をすべらしお尻をドン。とはいえ、凍結した沢を下るのは楽しかったです。(H

 

●駐車場は4~5cmの雪がありましたが、絶好の登山日和でした。今回は氷路の歩き方のコツ、どこを選んで通るか、歩幅のコツなどが身についた例会となりました。きっと次回の参考になると思います。(L)