2021.12.12例会 古光山

【コース】

9:32御杖村役場前~10:17ふきあげ斎場(登山口)~11:10南峯(960)~11:30古光山(952.4)~12:20フカタワ13:0213:15後古光山(892)~14:12青少年の森多目的広場~15:24役場前

 

古光山(左)と後古光山(右)
古光山(左)と後古光山(右)

【山行レポート】

 年間計画では12月例会は近鉄榛原(はいばら)駅集合で、音羽三山(音羽山・経塚山・熊岳)へいく予定でした。リーダーのすすめで同じ榛原駅集合なら古光山(こごやま)にということで、登る山が変更になりました。

 

会員の別荘が奈良県御杖(みつえ)村にあるので、有志が11日(土)夕方より宿泊して登山に備えました。別荘ではすき焼きをつつきながら山の話に花が咲きました。電車移動の会員は、12日(日)午前830分に榛原駅に集合。前泊組の運転手が日帰り組を榛原駅に迎えに行き、前泊組と合流して9時半、御杖村役場前をスタート。

 

ふきあげ斎場まで車道を歩きます。登山口の斎場からいきなりの急登でヘロヘロになりました。そして南峯から古光山まで岩場の連続でした。古光山から「フカタワ」と呼ばれる鞍部へは180mの激下りとなっています。フカタワに着いたのが午後020分になっていたので、ここで昼食休憩をとりました。

 

102分、登山再開。フカタワから後古光山(うしろこごやま)へは120mの急登が待ち構えています。これには正直体力が消耗しました。岩場にはロープが張ってあり、それを頼りにめいめいが登りました。ヤセ尾根はやぶに隠れていて高所から見下ろす恐怖感も岩場と同じで軽減されて良かったと思います。

 

午後212分、多目的広場に着。ここからは車道を歩きます。3時24分下山。コースは短いが岩場とヤセ尾根の緊張感と麓に広がる牛牧場の牧歌的な風景がマッチングして記憶に残る山になりました。

 

帰路は日帰り組も車に乗って名阪国道~西名阪経由で八尾に帰りました。この例会には、当会のホームページを見て興味をもたれた女性がゲストとして参加しました。下山後、入会いただきました。これで2021年の新規入会者が3人になりました。

 

【参加者】

会員8名(うち5名が前泊)+ゲスト、計9名

 

【感想】

●岩場のあるおもしろい山でした。音羽三山から古光山・後古光山に変更になったリーダーの意図がよくわかった例会でした。(H

 

●ロープをつかみながらの登り下りでしたが、それも楽しく必死になる自分に「よくやるよなー」と褒めたくなります。メンバーと笑いながらの会話も楽しい一日でした。(Y

 

前泊組から参加。まるで大人の合宿みたいで、よく喋り良く飲み楽しかった。山行はバラエティーにとんだルートで備え付けのロープやそこらの木や根っこを持ちながら登った。下りもそこそこに神経を使う道だったが変化に飛び面白かった。(K

 

登山口から急な登りで始まり、その後も激しいアップダウンを繰り返しました。戸惑いながらもアスレチック気分で楽しみました。ロープと鎖のある急斜面も度々ありましたが、無理に引っ張るよりも、木の根を掴む方が安定することが多いように感じました。(M

 

●泊り山行で、夜に飲みながら山のあれこれを話すことができて、ほんとに楽しい時間でした。まだまだ知らない山があって、もっともっと山に行きたくなりました。(N

 

古光山は5峰からなる針峰群の山です。コースを考えると果たして安全な登山が出来るか山を下りるまでハラドキでした。が、核心部にはロープが張ってあり基本(三点確保)を忠実に実践すればさほど困難ではありませんでした。今回の登山で①岩場では三点確保。鎖場はしがみつくな。荷重は常に鉛直方向へ。②歩き方はステップを出来るだけ小さく刻む、の2点を感じました。(L