10/9-10例会 氷ノ山

【コース】

7:30福定親水公園~8:55地蔵堂~10:19氷ノ越~11:55氷ノ山~13:16神大ヒュッテ~14:24東尾根避難小屋~15:40東尾根登山口 =8時間10分=

 

【山行レポート】

氷ノ山へは20132月以来、9年ぶりの例会になります。109日(日)は移動日でした。12時、近鉄八尾駅前に集合。レンタカーを西に走らせ、午後4時、兵庫県養父市大久保の民宿「たちばな」に到着。民宿では鍋料理を食べ、山話で盛り上がりました。

 

10日(月、祝)午前730分、福定親水公園から小雨のなか登山開始。階段あり、長~い滑りやすい鉄梯子ありでそれらを通過して地蔵堂あたりから本格的な雨になりました。地蔵堂の中を借りて身支度してひたすら高度を稼いでいきました。雨も酷いし岩場と悪路続きの道を皆、黙々と歩きました。姿は見えなかったが何回か鹿の鳴き声が聞こえました。

 

途中、布滝ほか幾つかの滝も通過しました。滝は前日からの雨で増水していて圧巻でした。氷ノ山越で雨宿りも兼ねて休憩しました。そこから頂上まであと少しと思われたが、意外と時間かかりました。

 

1155分、氷ノ山(1510m)に着。頂上は風もキツく温度計を見ると10℃(体感温度はもっと低かったでしょう)でした。しかし、避難小屋で昼ごはんが食べられて助かりました。昼食は民宿弁当で、むかごご飯でした。初めて食べた人もいて感激していました。周りの景色もガスに覆われ何も見えず寒いので写真だけおさめて早々に下山しました。

 

下りも木の根っこ、木道の滑りやすい道、ぬかるみで靴がズボっと填まり全員滑るか転ぶかの悪路で神経使いながら通過します。午後340分、東尾根登山口に着。この登山口で会員が待つ車に乗り、帰阪の途に就きました。

 

【参加者】

 会員10

 

【感想】

氷ノ山に登るつもりでした。ところが出発日の前夜、自転車で転倒して左足を痛めました。幸い、日常生活はできる程度のケガで済んだので、運転手に専念しました。当初計画では下山地点が親水公園でしたが、東尾根登山口に車を停めるスペースがあったので、みなさんの下山をそこで待ちました。下山ルートのショートカットに貢献できたのは運転手冥利に尽きます。(H

 

民宿では鍋を囲みワイワイ、また部屋に帰っても炬燵を囲み本当に小さな忘年会をさせてもらいました。翌朝は雨も上がりこのまま雲が流れると思っていたのに、またまた雨で寒くなり、足元に気を配り滑らないようにと。それだけでした。靴もカッパも泥んこになり下山しましたが、皆無事で良かったです。お天気は残念でしたが、それなりに楽しく意味ある登山でした。(Y

 

泊まりということで美味しいぼたん鍋を頂きながら、山の話をいっぱい聞けて楽しかったです。氷ノ山は雨の中、木の根やぬかるみに足をとられ滑ってばかりでしたが、良い経験ができて良かったです。(C

 

氷ノ山がこれ程手強い山だとは思っていませんでした。氷ノ山へは3回目です。過去山行は9時半頃から登り始め、3時半頃には下山できました。雨のせいもあるのでしょうが、あまりにも時間がかかりました。登山道はもっと歩きやすく今ほど荒れていないと記憶していたのですが、長い間に登山道の状況が変わったのでしょう。雨の長時間歩行で、かつて三日間雨の中の縦走をした光岳を思い出しました。(S

 

このごろ山の自然物が気になっています。今回の例会で見つけたきのこをストックでたたく とパフッパフッとけむりがでて可愛いこと! 帰ってから調べると名前は「ホコリダケ」でした。(N

 

雨が降りしきる出発前夜、雨上がりを期待して猪鍋で英気を養いました。雨は降ったり止んだり。ぬかるみに足をとられとにかく滑らないよう最後まで一歩一歩慎重な足運びになりました。何十年ぶりの氷ノ山。360度の展望は幻となりましたが、新たな経験となりました。(A

 

氷ノ山越避難小屋までは急な岩場などが続き、このコースが下りじゃなくてよかった、と思いました。その後辿り着いた頂上では 強風が吹きだし、展望は真っ白、小屋の室温は10℃で寒くて指がかじかんできました。頂上から東尾根避難小屋までの下りは、ただでさえ歩きにくい道の上に濡れた石と木の根っこ、そしてぬかるんだ泥でとにかくよく滑りました。雨天だったとはいえ、登山地図記載の時間はなかなかタイトなのでは?と感じました。(M

 

初めての氷ノ山は雨。展望のよい山だと聞いていたので、残念でした。でも、雨にぬれてみずみずしいブナの木や杉の大木に会え、嬉しかったです。教訓として、秋から冬、春先の雨の山行には、防水機能のある手袋が必携だと思いました。(O

 

●出発前から天気予報が悪く、それでも宿泊して参加者で夜に交流しようと決行した例会でした。2日目には、夜中のどしゃ降りの雨は上がり、これなら行けると出発しましたが、悪路がつづき大変でした。今回、トヨタレンタリースの法人カード(名義は大阪府勤労者山岳連盟)を活用しました。10人乗りワゴン車を安く借りることが出来ました。車はゆったりして天井も高く快適でした。(L