12/25(日)例会 虚空蔵山

コース】

9:42藍本駅~登山口~10:58虚空蔵堂~11:37陶の郷分岐~12:00虚空蔵山12:2213:23八王子山~14:05大谷山~14:24山上山~15:20草野駅

7.6km

 

【山行レポート】

虚空蔵山(こくぞうやま、592m)は6月の有志山行でも既踏し、例会として再び登る。当日は午前935分にJR東西線(福知山線)藍本駅に集合。舞鶴若狭自動車道の高架をくぐった辺りで準備運動をする。筋肉の伸展ではなく、関節の屈伸に心がけて体操した。

 

登山口から北西を上り虚空蔵堂で小休憩。虚空蔵堂から約30分歩くと陶の郷分岐に着く。分岐からは、三田市と丹波篠山市の境にあたる稜線を北上する。山頂手前の「丹波岩」は見晴らし良好であった。正午、虚空蔵山に着。山頂は眺望がさほどよくない。

 

午後022分、登山再開。虚空蔵山から細かなアップダウンを繰り返して約60分で八王子山(496m)に着。さらに約40分、大谷山(417m)に着。大谷山からは南西方向に虚空蔵山から八王子山にかけての稜線が見渡せる。大谷山から北へ約15分、山上山(390m)に着。

 

山上山からやや下った所に、鎖場があるが、それに気づかず巻き道を歩いてしまったために後でクサリを発見した。メンバーのうち4名は果敢にも鎖のある岩場を上り返す。山上山から下りきった池に着くと、南へ車道を歩く。午後320分、草野駅着。5時間38分のハイクであった。

 

なお、虚空蔵堂境内の看板によると、虚空蔵寺は聖徳太子の頃に創建された。その後1577(天正7)年に丹波の波多野氏攻略に兵を進めた明智光秀の軍勢により焼亡した。1603(慶長8)年に村人の協力により再建されたとのことである。本尊の虚空蔵菩薩観音坐像は室町時代の制作とされる。

 

上り途中、ブロワーや熊手などの道具を手にもった地元の人たちとすれ違った。虚空蔵堂を清掃して新年を迎える作業を早朝からやっていたのであろう。このお堂が三田市民から愛されていることが伺えた。

 

【参加者】

会員6人+ゲスト、計7人

 

【感想】

●クリスマス寒波の影響で雪を期待しましたが、全くなくてちょっとガッカリでした。虚空蔵山の山頂で休憩の後は、三つのピーク目指して登り下りを繰り返し、さすがに膝にきてしまいました。雪はなかったけど、青空の下楽しい縦走でした。(H)

 

6月にも行った虚空蔵山、今回コースを変えて再びです。前回よりもかなりハードな印象で、急激な下りがしばらく続いた後など、登りもキツく感じました。あれでもし雪や凍った箇所などがあれば、さらに厳しいことになりそうです。ともかくこれで今年の例会終了です。ケガもなく無事に楽しく登れたのが一番でした。(S)

 

●雪を期待して万全の態勢で参加したが、雪が無かったのが残念。虚空蔵山迄は道も整備されて歩きやすかった。後半三つのピークをクリアしたが、激登り激下りで面白かったが、神経を使った。(F)

 

●初めてサブリーダーさせて頂き、事前のコースや天気読み、当日の歩くペースなど、見ないといけない所が沢山あり、勉強になりました。虚空蔵山は2度目ですが、その先は初めてで、思っていたよりアップダウンが激しく、険しかったです。今年の登り納めとなりましたが、天気も良く、とても楽しい山行でした。(SL

 

●6月の有志山行の時は西方向に立杭陶の郷ルートを下りましたが、この例会では稜線を北へさらに進みました。八王子山など3座をめぐるコースは予想のほか、おもしろいコースでした。(CL