2023.1.22(日)例会_愛宕山

【コース】

8:49保津峡駅~8:55ツツジ尾根登山口~10:09荒神峠~11:18水尾分かれ~12:45愛宕神社~13:43水尾分かれ~14:16表参道五合目~14:37三合目~15:27清滝バス停 =10.7km=

渡月橋から見た愛宕山
渡月橋から見た愛宕山

【山行レポート】

JR嵯峨野線・保津峡駅に午前840分集合の例会です。849分登山開始。駅前の橋を渡り右に折れると標識のない登山口があります。そこからは急登ツツジ尾根を北上します。休み休み登りました。水尾分かれを過ぎた標高800m辺りから道は白くなりますが、積雪は5mm程度でしょうか。山頂(924m)の愛宕神社で1cmの積雪でした。

 

愛宕神社は水不足なので上山者(登山者)に水を奉納する「献水」を求めています。健脚な人は水を担ごうのリーダーの呼びかけに応え、3人の会員が2ℓをそれぞれ歩荷し計6ℓを献水しました。境内の石柱に「参拝3000回献水12トン 京都市中京区 生田照雄」の文字が刻まれていたのを発見しました。八尾山の会の6ℓは生田照雄さんにはかないません。

 

午後1時過ぎ下山開始。水尾分かれまでアイゼンを履いて歩きました。水尾分かれからは東へ表参道を下ります。この道も休み休み歩きます。参拝道には明治初期まで19軒の茶屋があったそうです。三合目で「茶屋跡、愛宕神社まで2.9km」の看板が目に入りました。

 

看板によると、そこには「ふかや」という茶屋兼宿屋があり、店の女が「しんこ」という米菓子を歌いながら販売したと記されています。もし生田照雄さんが明治時代に生きていたなら、きっと、ふかやの店員にもてたことでしょう。

 

3時27分、京都バス清滝停留所に着。15:50発の阪急嵐山行きのバスに乗車し帰阪しました。この例会で柏原市在住の女性が入会されました。

 

【参加者】

会員6人

 

【感想】

●初めての愛宕山です。青空の尾根道歩きで気持ち良かったです。雪は少なめでしたが、下りはアイゼンで歩きました。次は初詣登山で訪れてみたいです。(B、新入会)

 

●愛宕山は初めてです。距離はそれなりにありましたが、尾根道は見晴らしがよく、一部雲海が見られよかったです。愛宕神社は広くて独特な雰囲気があり、よかったです。また、来たいと思いました。(Y

 

●殆ど雪も無く、登りは暑いくらい。水尾分かれから雪も見られ黒門からは所々凍っているので慎重に歩く。今回奉納する水2リットル持ち上げたが、途中大きなタンクで持ち上げている強者に遭遇し、感心するやら私は絶対無理と実感するやら。(K

 

●残念ながら、積雪量はほとんどなくて、ハイカーに踏み固められた平らな雪道でした。空は晴れて好展望、里の集落まで良く見渡せました。表参道は最近の豪雨災害の影響か、所々崩落箇所が見受けられました。(A

 

●愛宕山へは20192月例会以来、4年ぶりの山になります。登山口は同じで前回は「水尾分かれ」の分岐から西へ水尾方面に下りましたが、今回は表参道を清滝へ下るルートをとりました。4年前は膝痛のため途中下山された人がいましたが、今回は全員が完登でき良かったです。(L