2023.1.25(水)有志山行_箕後川ルート

【コース】

10:21箕後川交差点~10:49登山口~箕後川ルート~12:29府民の森管理道~13:35なるかわ道出合~14:14センターハウス~15:12瓢箪山駅 =約9km=

 

【山行レポート】

寒波が日本列島を襲ったこの日、関西ではJR各線が運転を見合わせた。生駒山西麓もうっすらと雪化粧になった。箕後川ルートは東大阪市発行のハイキングマップに紹介されていない道で、別名を横小路道という。

 

近鉄バス「横小路南口」を下車し、国道170号線を南へすぐの所に交差点「箕後川」がある。この交差点が集合地点。東大阪市在住の会員は路線バスを利用せず自宅から徒歩で、この交差点に来た。午前10時21分、箕後川交差点をスタートする。住宅街を箕後川沿いに北東方向に歩き、横小路1丁目2の山際に標識のない登山口に来た。

 

登山口は標高93m。ここから南東方向の谷筋が、この日の本命、箕後川ルートだ。参加者全員が未知の道である。地図上の距離は約1km。地図ではハイキング道は破線で表わされているが、その破線が途中で切れている。府民の森管理道のどこに出るのか、わからない。

 

しばらく進むと朽ちた橋が出現する。慎重に一人ずつ渡る。アイゼンは要らないが、雪で滑りそうな石を慎重に踏み、遡行する。藪こぎがあるだろうと覚悟していたが、意外にも踏み跡はしっかりしていた。水色のテープを目印に歩けば道に迷わない。

 

標高290mにさしかかると、水色のテープは尾根筋に導いていた。そろそろ管理道に辿りつくだろうという見通しが出てきた。午後0時29分、ついに管理道に出た。標高は375m。箕後川ルートと管理道との接続点は八尾市域であった。1時間40分かけて標高差282mのプチ冒険を楽しむことができた。

 

ところで「箕後川」はなんと読むのか。交差点の名称は「Migogawa」とローマ字表記していた。だから「みごがわ」だろうと思っていた。しかし、八尾市のホームページには「一級河川 箕後川(みのごがわ)」とルビをつけている。役所によって読み方が違うのか。

 

かつて、この辺りは中河内郡三野郷村で、1889年から1955年まで村であった。現在の東大阪市花園、玉串、八尾市福万寺、上之島などの地域で村を構成していた。三野郷村は「みのごう」村と読んだ。かつての村名から類推すると箕後川は「みのごがわ」でええんじゃないか。

 

【参加者】

会員3人