2023.5.28(日)例会_稲村ヶ岳

シャクナゲ
シャクナゲ

山行レポート】

稲村ヶ岳(1726)へは20136月以来、10年ぶりの例会になります。午前6時半、JR久宝寺駅、JR志紀駅、近鉄法善寺駅の3か所に集合して、それぞれの車で出発。車3台が奈良県天川村の母公堂に合流したのは、820分頃でした。

天候は晴れ。母公堂の登山口を831分にスタート。稲村ヶ岳までの片道6.6kmピストンコースを歩きます。

 

観音峰昨年5月例会で登る)への分岐である法力峠に935分に通過。樹林帯をしばらく歩くと、幹の形状がマンモスの顔に見える「パオーン杉」に出くわします。さらにすすむとあちこちにシャクナゲの花が咲いてました。白い花のミヤマカタバミ、ギンリョウソウ、ピンクの花のイワカガミも観察できました。

 

1059分、稲村小屋がある山上辻に着。1126分まで昼食休憩をとりました。ここからは稲村ヶ岳から下ってこられる方との交差が増え、待機することもしばしばありました。稲村ヶ岳の山頂展望台に1158分に着。ここに12分間滞在して下山開始。

 

大日山(1669m)への分岐に着くと、リーダーは7人を連れて大日山を登頂。ザックを分岐にデポして空身で大日山の急峰に挑みました。サブリーダーと3人は大日山へは登らず、本線を下ります。午後210分、法力峠で全員が合流。3時00分、母公堂に下山。下山後は村営洞川温泉センターに立ち寄り、疲れたからだをほぐしました。歩行距離は13.4km、累積標高差は上り1111m、下り1100mの山行でした。

 

参加者】

会員12

 

【感想】

いつもの山行より少し高い山、個人的には初めての稲村ヶ岳でした。とてもいいペースで進み、大日山(危険!)も洞川温泉も時間内で楽しむことができてよかったです。(M

 

頂上が小さい展望台、景色は抜群!大峯奥駈道を歩く自分をしばし想像、「覚悟がいるよ」素晴らしい山並みが、そう言っているように感じました。(K

 

今日の登りは、急な登り坂があったり、危ない崖があったりして一生懸命ついて行きました。木の根の足の置き方や疲れない歩き方など色々レクチャーして頂いて、とても勉強になりました。しんどい所もあったけど最後まで無事登れて良かったです。頂上の景色は最高でした!(C

 

天気が思った以上によかったので、景色も体感も非常によかったです。また、違う季節にでも行ってみたいと思いました。(N

 

3回目の稲村ケ岳登山で、初めて大日岳に登りました。シャクナゲ満開、パオーンの木、ギンリョウソウも見られて、大満足です。長距離歩行には体力upが必要かなと感じました。(B

 

私の中では今までの山行の中で一番標高の高い山でした。もっと高い山に挑戦していきたいです。(T

 

●歩き始めリーダーは滅茶早い。今日はいつものハイキングでない、まるで登山や()。必死について行ったが、内心このまま頂上迄なら持たないやろなと思った。でもリーダーは色んな箇所に目配りしてくれ新人さんには講習を兼ねて歩いてくれました。鎖とか歩きにくい道が続きましたが、色んな花にも出会い参加出来て本当に良かったです。(F

 

霊山の山だけあって行き交う人も装束を着た修験者の方も多く、遠くからほら貝の音も聞こえてきました。でも登り始めから今日の登山は甘くないぞと自分にいい聞かせて着いて行きました。いいお天気だったのでもう少し頂上のパノラマも楽しむ時間が欲しかったです。(Y

 

●8人が大日山へアタックしている最中、4人で先に下山し始めました。リーダーは稲村小屋で待てと指示を出していたらしいのですが、私はそのことがわからずどんどん下っていきました。大日山組にしてみれば稲村小屋に着くと4人の消息がわからず、みなさんにご心配をかけた一幕もありました。(SL

 

●メンバーの頑張りでコースタイム通りに下山できたので、洞川温泉にて入浴後全員無事に帰路へ着きました。また希望者8名で大日山にも登れました。(CL