2023.7.2(日)有志山行_大普賢周回

【山行レポート】

近鉄恩智駅に午前4時半に集合して、会員の車で移動しました。国道309号などを経由し6時30分、奈良県上北山村の旧和佐又ヒュッテ手前のゲート前の駐車場に着。6時51分、歩き始めました。

 

小普賢岳(1640)~大普賢岳(1780)~七曜岳(1584)を反時計まわりに周回するルートは急登、ハシゴ、鎖場が待ち構え、底無井戸まで難所が続きます。前日(7月1日)の雨は晴れ上がり、眼下に雲海が見渡せ抜群のコンディションでした。

 

9時18分、大普賢岳に登頂。大普賢岳からは大峯奥駈道を歩きます。奥駈道の東側には青空をバックに大峰の山々が眺望でき、ハエも少なく、微風がそよぎ快適な稜線歩きでした。

 

ところが9時40分頃、男性会員が、前日の雨で濡れた木の根で足をすべらし転倒し、膝を痛めました。メンバーは負傷した男性を見守りながら、ゆっくりと下山し、午後3時26分に旧和佐又ヒュッテ駐車場に帰着しました。

 

下山後は、川上村の「杉の湯」に立ち寄り、お風呂で体を癒し、八尾方面へ帰りました。負傷した男性は翌日、整形外科を受診し、両膝の内側側副靭帯損傷と診断されました。会は日本勤労者山岳連盟に事故届けをし、労山基金交付金を申請しました。

 

なお、和佐又ヒュッテは老朽化のため2019年に閉館されてますが、和佐又キャンプ場には新たな宿泊棟と思われる建物が建築中でした。

 

【参加者】

会員3人