2023.9.10(日)例会_高取山

【コース】

壺阪山駅~石柱道標~お里沢一の墓~壷阪寺~五百羅漢~天守閣跡取付き分岐~高取山(天守閣跡)~上子島沢砂防公園~石柱道標~壺阪山駅

【山行レポート】

奈良県高取町の近鉄壺阪山駅に9時10分に集合して、吉野金剛地域の高取山(584m)をめざします。壺阪山寺駅から古い城下町の家並みを歩き、高取広場の石柱道標から時計回りに周回するコースを歩きました。壺阪寺へ行く途中、行き止まりにしか見えない道を藪漕ぎして進みました。リーダーとサブリーダーが二手に別れて道を探索し、その先で二人が合流して進みました。高取山には、日本一の山城といわれた高取城の天守閣跡があり、吉野・大峰山脈や、台高の山々を望むことができました。昼食時には、Kさん手作りによるリンゴのワイン煮をいただきました。

 

【参加者】

会員9人

 

【感想】

●登り始め、地図には道路と並行に確かに山の道があるのに途中で突然藪に阻まれました。でも先頭の方たちが藪を掻き分けて道を作ってくださり、トトロに出会いそうなトンネルをどんどん進みおもしろい貴重な経験でした。頂上では山の上とは思えない高い石垣。その昔、どれだけの人が関わり、どれだけの時間をかけ、どんな履き物で、どんな工程この山道を登って作り上げたのだろと、想像が巡っていました。(Y)

 

●今回の山行は、あまりハードではないので軽い気持ちで参加したら、まさかの藪漕ぎがありました。昔の標識が残っており、わずかに道があった形跡が残っていて、人の手が入らないとこうなるのかと自然の強さにびっくりしました。城跡もラピュタの城のように城壁が苔むし、大木が生い茂っていても昔日の栄華が偲ばれました。(T)

 

●数年前に高取城跡に行った事があり、今回はハイキングコースと思いで参加したのですが、考えは甘く、思っていたより結構きつかったです。でも壺阪山から古い城下町は案山子も迎えてくれますし、高取城跡は立派な石垣があり、よくまあここまでの山奥に作ったものだと感心します。蒸し暑い日でしたが、リンゴのワイン煮なんて昔の人も驚きでしたでしょう。(F)

 

●まず、思っていた以上に高取城趾が壮大で素敵でした。桜や紅葉がいいらしいけど、存在感たっぷりの大きな古木にも会えました。(O)

 

●楽々コースやなと内心思いながら参加したのが直ぐに裏切られました。こんなとこ行くんと思うような藪漕ぎで首も顔もザラザラになりました。五百羅漢からのコースには大きな岩に仏像が沢山掘られていた軽登山とお城跡?巡り彼岸花にも出会い初秋の楽しい一日でした。(K)

 

●登山口までの車道を途中で下り、藪漕ぎしたとき「これはさすがに無理では?」と戸惑いましたが、CLとSLが二手に別れて道を探検し合流したのは、すごいと感じました。短い距離でしたがあんなことは初めての経験だったので楽しかったです。「日本最強の山城」を謳う高取城の石垣も想像以上のスケールで圧巻でした。備中松山城にも行ってみたくなった。(M)

 

●壺阪寺への参道にあんな藪こぎがあるとは!短いルートでしたが、思いっきり汗をかきました。今日のハイク、城跡めぐりと思いきや、なかなか歩き応えありました。日本三大山城の1つだそうで、五百羅漢や猿石も興味深いものでした。良い勉強になりました。(A)

 

●山登りの道は、数年で道筋が変わってしまう事を知りながら忘れていた事を改めて気着いた山行でした。経験の思い込みが里山歩きでは失敗になることを感じさせたコース選びだった。橋も、表示も、薄い踏み跡も有ったにせよ、又地図読みの視力が弱っているにせよ、もう一度テクテクマップをじっくり読むともっと先までバス道を歩くように書いている。思い込みと照り返しの暑いバス道をなるだけ歩きたくない気持ちが藪漕ぎ決行を決めた。城跡めぐりの観光散策ではないので、ルートの左回りは正解だとは思うが、猿石分岐から栢森方面へ行き明日香の古墳群を抜けて飛鳥駅まで足を伸ばし16時頃電車に乗るコースを選ぶと山の会らしいハイキングではないだろうか。(L)