2023.12.24(日)例会_太神山

【コース】

バス停「アルプス登山口」8:48~9:04富川道登山口~9:21迎不動~10:07地蔵堂~10:28泣不動~11:01不動寺境内~11:17太神山三角点11:27~11:38不動寺境内12:07~出合峠~14:08御仏河原~14:36富川道登山口~14:49アルプス登山口

=12.2km=
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【山行レポート】

10月例会で湖南アルプスの笹間ヶ岳へ行きましたが、今回は同じ山域の太神山(たなかみやま、599m)へ。山頂には太神山不動寺(たいじんさんふどうじ)があります。同寺は天台寺門宗の寺。平安時代初期、智証大師円珍が創建し、本尊は円珍作の不動尊像。本堂は南北朝時代に再建され、巨大な花崗岩の上に建ちます。

 

午前8時、JR石山駅に集合。帝産バスに乗り替えます。8時41分、終着「アルプス登山口」で下車。バス停の広場でリーダーからコースと班分けの説明の後、12月8日に入会した会員から自己紹介がありました。8時48分、1班(8人)、2班(7人)と順に出発しました。建設中の新名神高速道路の高架をくぐると東海道自然歩道に入ります。

 

富川道登山口の分岐を左に進むと一度トイレ休憩。しばらく舗装道を歩き道標から不動橋を渡って登山道に入り、少しアルペン風な登り始めのあとは、ゆるやかな上がりで東海自然歩道の歩きやすい道のりでした。童子の石像のある二尊門には予定より早く到着し、不動寺境内に着くとトイレを済ませリュックをデポし、まっすぐ本堂へ向かいました。本堂は清水寺の舞台を思わせる造りになっているのですが、あいにく改修中で足場が組まれ全貌が見えません。残念!

 

工事中の本堂を抜け11時17分、太神山三角点に着。胎内くぐりの岩の前で記念撮影して、トイレがある不動寺の施設まで下り昼休憩しました。午後0時07分に下山開始。矢筈ヶ岳分岐までもどり、そこからは出合峠へ。峠からは御仏河原、冨川道へと下りました。直近の寒波のせいか所々、富川道が凍り付いていました。バスの発車5分前に間に合いました。

 

下山後は、新入会員の歓迎を兼ねて、JR大阪駅近くの飲食店で打ち上げを行いました。なお、参加した会員15人のうち、9人が笹間ヶ岳例会に参加しています。会としては、湖南アルプスは堂山(384m)を残すのみとなりました。

                            

【参加者】

会員15人

 

【感想】

●お声掛けなど気遣いしていただき皆さんのお陰で無事に下山することができ感謝しております。来年も皆さんのお力をかりながら登山ライフを楽しんでいけたらと思っています。まだ見ぬ新しい光景の出会いに今から楽しみでなりません。(U、新会員)

 

●今年最後の例会、沢山の人と元気に参加出来て本当に良かった。今回のコースは、殆ど日差しの無い道で静かなコースだった。工事中の本堂に上がる階段が一番しんどかったかな。(K)

 

●三角点の奥にある小さな祠がありました。巨岩にへばりつくように建っている祠が息をしているように見え印象的でした。(H)

 

●私が八尾山の会に入って初の大人数での例会でした。今回の班分けは成功したのではないでしょうか。CL、SLさん、お疲れさまでした。今後もどんな形であれ、楽しく山行できればいいですね。お互いの気遣いが感じられる、いい例会でした。(会長)

 

●太神山不動寺の本堂改修工事は55年ぶりの事らしく、これはこれで珍しい景観に立ち会えたということにしておきたいです。今回は二班に別れて行動しました。離れた際に呼び声や笛の音で意思疎通ができず、少し混乱状態に。慣れないことをして課題を残すような出来事だったに違いありませんが、緊張と緩和の落差でしょうか、下山後の打ち上げでその事を振り返ると爆笑ものでした。なんて楽しい勉強代だったでしょう。(SL)

 

●今回の例会は参加者が15人と多かったので、サブリーダーと相談の上2班編成での山行にしました。1班の先頭者はサブリーダー、2班の先頭者は事務局長にお願いしました。1班と2班はつかず離れずの適当な間隔を保って歩けました。太神山の周回コースは矢筈ヶ岳とセットで歩くことが多いようですが、帰りのバスの時間を考慮して今回は矢筈ヶ岳へは登りませんでした。(CL)